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カニ鍋の具材おすすめ15選|入れてはいけないNG具材と入れる順番【プロ監修】

カニ鍋の具材おすすめ15選|入れてはいけないNG具材と入れる順番【プロ監修】

カニ鍋といえば、たまにしか食べられないごちそうです。具材のチョイスで台無しにしたくはありませんよね。

カニの味は淡泊なので、入れる具材によっては繊細な風味が損なわれてしまいます。カニの香りと旨みを存分に味わうには、だしの味や濃さに合わせて具材を選ぶのがポイントです。

本記事では、カニ鍋に合うおすすめの具材について現役の料理人が詳しく解説します。最後まで読めば、カニ鍋の具材選びで失敗しません。

カニ鍋の具材おすすめ15選|一覧表

まずは、カニ鍋におすすめの具材を一覧で紹介します。

分類 具材 おすすめ度
王道具材 白菜 ★★★
豆腐 ★★★
椎茸(きのこ類) ★★★
春菊 ★★★
長ねぎ ★★★
準王道具材 人参 ★★☆
タラ ★★☆
鶏肉 ★★☆
油揚げ ★★☆
マロニー ★★☆
だし別おすすめ キャベツ(味噌だし) ★★☆
もやし(味噌だし) ★★☆
水菜(塩だし) ★★☆
エビ(塩だし) ★★☆
手羽先(塩だし) ★★☆

カニ鍋に絶対入れたい!王道の具材5選

カニ鍋に入れても絶対に失敗しない王道の具材は5つです。カニの味を邪魔しない淡泊な具材を選びましょう。

1. 白菜

カニ鍋の定番中の定番。淡泊な味わいで、カニの出汁をたっぷり吸い込みます。芯の部分は甘みが強く、葉の部分はとろりとした食感に。火の通り方が違うので、芯と葉を分けて入れるのがポイントです。

2. 豆腐

カニの出汁を吸って絶品に。絹ごし豆腐がなめらかでおすすめです。崩れやすいので、最後のほうに入れましょう。木綿豆腐は食べ応えがありますが、やや出汁を吸いにくいです。

3. 椎茸(きのこ類)

椎茸は旨み成分「グアニル酸」を含み、カニの旨みとの相乗効果で味が何倍にも深まります。エノキや舞茸、しめじでも代用可能。きのこ類は必ず入れたい具材です。

旨みの相乗効果

  • カニ(イノシン酸・グルタミン酸)× きのこ(グアニル酸)= 旨みが倍増

4. 春菊

独特の香りが魚介の臭みを消し、鍋全体を香り豊かにします。火を通しすぎると苦みが出るので、食べる直前にサッと入れるのがコツ。苦手な方はセリや水菜で代用できます。

5. 長ねぎ

甘みと香りがカニ鍋を引き立てます。斜め切りにすると火が通りやすく、とろりとした食感に。青い部分も一緒に入れると、彩りがよくなります。

王道以外でカニ鍋に合う具材5選

王道具材以外にも、カニ鍋と相性の良い具材があります。

1. 人参

彩りを加えるのに最適。薄めの輪切りや短冊切りにすると火が通りやすいです。自然な甘みがカニ鍋に合います。

2. タラ

「魚介が被るのでは?」と思われがちですが、タラは旨みは強いけど香りは弱い具材。カニの味を邪魔せず、むしろ魚介の風味が効いた極上の出汁になります。

3. 鶏肉

鶏肉の脂は、淡泊なカニ鍋にコクをプラスします。牛肉や豚肉は香りが強くカニの風味を消してしまいますが、鶏肉はクセがないのでカニ鍋と相性抜群です。

だしの種類 おすすめの鶏肉
醤油だし 鶏つくね
味噌だし 鶏もも肉
塩だし 手羽先

4. 油揚げ

出汁をたっぷり吸って、噛むとジュワッと旨みがあふれます。油抜きしてから入れると、くどくなりません。

5. マロニー

カニの出汁を吸ってつるつるモチモチの食感に。煮すぎると崩れるので、食べる分だけその都度加えるのがコツです。くずきりでも代用できますが、下茹でが必要です。

カニ鍋に入れてはいけないNG具材

カニの繊細な風味を台無しにしてしまう避けたほうがいい具材があります。

NG具材 避ける理由
牛肉・豚肉 脂と香りが強く、カニの風味が消える
ニラ 香りが強すぎてカニの風味を消す
ニンニク 香りが強すぎてカニの風味を消す
餃子・肉団子 味が濃く、カニの繊細な味が分からなくなる
練り物(さつま揚げなど) 味が濃く、出汁の味が変わってしまう

ポイント:カニ鍋は「カニが主役」です。香りや味が強い具材は避け、カニの風味を引き立てる淡泊な具材を選びましょう。

カニ鍋の種類別|おすすめ具材

カニ鍋は食べ方によって3種類に分かれ、それぞれ相性の良い具材が異なります。

種類 特徴 だし
カニすき 寄せ鍋風。だしと具材を一緒に食べる 醤油・味噌・塩など
カニちり 水炊き風。ポン酢などで食べる 昆布だし(味付けなし)
カニしゃぶ しゃぶしゃぶ風。サッとくぐらせる 昆布だし(味付けなし)

カニすき(寄せ鍋風)におすすめの具材

濃いめのだしにカニと具材を入れ、だしと具材を一緒に食べるスタイルです。

  • 白菜・キャベツ
  • 豆腐・椎茸
  • 春菊・水菜
  • 長ねぎ・もやし
  • マロニー・油揚げ
  • 鶏肉・タラ・エビなど

カニちり(水炊き風)におすすめの具材

昆布と水だけで取っただしで煮込み、ポン酢などのタレで食べます。

  • 白菜
  • 豆腐
  • エノキ(ポン酢によく絡む)
  • 長ねぎ
  • 春菊・セリ(香りと歯ごたえが良い)

カニしゃぶにおすすめの具材

昆布だしにカニや具材をサッとくぐらせて食べます。火が通りやすい具材がおすすめ。

  • 水菜
  • 豆腐
  • 人参(薄切り)
  • 椎茸
  • 長ねぎ(薄めの斜め切り)

だしの種類別|おすすめ具材

カニすきの場合、だしの味に合わせて具材を変えるとより美味しくなります。

醤油だしにおすすめの具材

定番の醤油だしには、王道具材5種類をベースに以下を追加するのがおすすめ。

  • 王道具材(白菜・豆腐・椎茸・春菊・長ねぎ)
  • タラまたは鶏つくね(どちらか一方)
  • マロニー(出汁をよく吸う)

注意:タラと鶏つくねはどちらも旨みが強いため、両方入れるとカニの風味が消えます。魚介の旨みを強くしたい場合はタラを、コクをプラスしたい場合は鶏つくねを選びましょう。

味噌だしにおすすめの具材

カニ汁に代表されるように、カニと味噌の相性は抜群です。濃厚な味噌だしには、旨みや脂分の多い具材がよく合います。

  • キャベツ(味噌との相性抜群)
  • もやし(シャキシャキ食感)
  • 椎茸
  • 鶏もも肉(プリプリ食感で食べ応えあり)
  • 油揚げ

キャベツやもやしと味噌の相性は、ホイコーローや味噌ラーメンの美味しさが証明しています。

塩だしにおすすめの具材

カニの味をしっかり味わいたいなら塩だしがおすすめ。大豆や麹の香りがしないため、カニの風味が一層引き立ちます。クセのない具材を選びましょう。

  • 白菜またはキャベツ
  • 水菜(春菊より食感を楽しめる)
  • 人参(甘みを感じやすい)
  • 長ねぎ
  • エビ(甲殻類の旨みが増す)
  • 手羽先(コクと旨みが出る)

カニ鍋の具材を入れる順番

具材を入れる順番で、カニ鍋の仕上がりが変わります。火の通りにくいものから順番に入れるのが基本です。

順番 具材 ポイント
①最初 鶏肉 出汁が出るので一番に入れる
②序盤 白菜の芯・人参・長ねぎ 火が通りにくい野菜
③中盤 椎茸・エノキ・油揚げ 出汁が沸騰してから
④後半 白菜の葉・豆腐・タラ・エビ 海鮮は沸騰後に入れると臭みが出ない
⑤最後 カニ・春菊・水菜 煮すぎると硬くなる。食べる直前に

重要:カニは煮すぎると美味しくないので、最後に入れるのが基本です。カニに火が通る頃に、すべての具材がちょうど良く煮える状態がベストです。

カニ鍋のしめ|おすすめ3選

カニの旨みが溶け出した出汁で作るしめは、カニ鍋の醍醐味です。だしの味付けによって、しめとの相性が異なります

しめ 相性の良いだし ポイント
雑炊 塩だし・昆布だし あっさりした出汁と相性抜群
うどん 醤油だし 濃厚な出汁によく合う
ラーメン 味噌だし こってり出汁と相性抜群

ポイント:生麺を使うときは下茹でしてから鍋に加えると、出汁が濁りません。表示時間より短めに茹で、カニエキスがたっぷり出た鍋の中で仕上げましょう。

カニ鍋に使うカニの選び方

カニ鍋には「生カニ」を使う

カニ鍋には生カニ(生冷凍カニ)を使いましょう。

カニの種類 鍋への適性 理由
生カニ・生冷凍カニ ◎ 最適 殻から出汁がしっかり出る
茹でカニ・茹で冷凍カニ すでに加熱済みで出汁が弱い

茹でカニはすでに加熱されているため、煮込み料理には向きません。殻から出るカニエキスも弱くなり、しめが物足りなくなりがちです。

カニ鍋におすすめのカニの種類

生カニであれば、どの種類のカニでも美味しくできます。特におすすめはズワイガニ紅ズワイガニです。

  • 身がやわらかく、加熱することで甘みが増す
  • 濃厚なカニ味噌も楽しめる
  • 殻からいい出汁が出る

カニ鍋用のカニが買えるおすすめ通販サイト3選

カニ鍋用のカニを通販で購入するなら、品質・価格・用途に合わせて選ぶのがポイントです。ここでは、カニ鍋におすすめの人気通販サイトを3つ紹介します。

通販サイト 特徴 こんな人におすすめ
かに本舗 ネットショップ大賞12年連続1位。大量仕入れでコスパ抜群 家族でたっぷり食べたい方
越前かに問屋ますよね 楽天カニランキング常連。創業60年以上の老舗問屋 楽天ポイントを貯めたい方
かにまみれ 「訳なし」高品質のみ。贈答用にも安心 品質重視・ギフト用の方

かに本舗(匠本舗)|コスパ重視ならここ

ネットショップ大賞12年連続1位、顧客満足度94%以上を誇る人気サイトです。社長自ら現地に出向いて買い付けを行い、大量仕入れによるコストパフォーマンスの高さが魅力。

カニ鍋・カニしゃぶ用のむき身セットが充実しており、届いてすぐに鍋が楽しめます。8,000円以上で送料無料なのも嬉しいポイント。

  • おすすめ商品:生ずわい蟹むき身満足セット
  • 価格帯:6,800円〜
  • 送料:8,000円以上で無料

▶ かに本舗の公式サイトを見る

越前かに問屋ますよね|楽天ユーザーならここ

楽天市場のカニランキング常連で、楽天グルメ大賞カニ部門を6年連続受賞した実績を持つ老舗問屋。創業60年以上、福井県敦賀市に実店舗も構えています。

カット済みの生ズワイガニが人気で、解凍方法・さばき方の説明書付きなので初めての方でも安心。楽天ポイントが貯まる・使えるのも魅力です。

  • おすすめ商品:カット済み生ずわい蟹
  • 価格帯:5,980円〜
  • 送料:送料無料商品多数

▶ 越前かに問屋ますよねの公式サイトを見る

かにまみれ|品質重視・ギフトならここ

「訳なし」の高品質カニのみを取り扱う品質重視の通販サイト。傷や欠けのない状態の良いカニだけを厳選しており、顧客満足度91%以上を誇ります。

特に毛ガニは業界最高水準の3特〜4特ランクのみを使用。価格は他サイトより高めですが、贈答用や特別な日のカニ鍋には最適です。

  • おすすめ商品:本ズワイガニ生フルポーション
  • 価格帯:7,980円〜
  • 送料:全国一律1,350円

▶ かにまみれの公式サイトを見る

目的別おすすめ通販サイト

目的 おすすめサイト
家族でたっぷり食べたい かに本舗
コスパ重視で選びたい 越前かに問屋ますよね
品質重視・贈り物にしたい かにまみれ
楽天ポイントを貯めたい 越前かに問屋ますよね
初めてカニ通販を使う かに本舗

まとめ|カニ鍋の具材選びのポイント

カニ鍋の具材選びで失敗しないポイントをまとめます。

王道具材5選(必ず入れたい)

  • 白菜・豆腐・椎茸・春菊・長ねぎ

入れてはいけないNG具材

  • 牛肉・豚肉・ニラ・ニンニク・練り物

具材選びの基本ルール

  • カニの風味を邪魔しない淡泊な具材を選ぶ
  • きのこ類は必ず入れる(旨みの相乗効果)
  • だしの種類に合わせて具材を変える
  • カニは最後に入れる(煮すぎ防止)

カニ鍋用のカニを買うなら、カニ専門の通販サイトがおすすめです。プロが選んで丁寧に処理した良質なカニが届くので、すぐに美味しいカニ鍋が作れます。

当サイト「カニ通販.com」では、日本屈指の最高級ホテルで提供している出汁・つけダレ付きのカニ鍋セットをご用意しています。届いてすぐに本格カニ鍋が楽しめます。

▶ カニ通販.comでカニ鍋セットを見る

また、用途に合わせて他の人気通販サイトもチェックしてみてください。


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