サクサクの衣の中から、ジューシーなカニの身があふれるカニの天ぷら。揚げたてのカニ天は、旨みが凝縮された絶品です。
本記事では、カニの天ぷらの作り方とサクサクに仕上げるコツを詳しく解説します。
カニの天ぷらの材料(2人前)
基本の材料
- カニのポーション(むき身):8〜10本
- 揚げ油:適量
天ぷら衣の材料
- 薄力粉:100g
- 卵:1個
- 冷水:150ml
- 薄力粉(打ち粉用):適量
サクサク衣を作る4つのコツ
1. 材料は冷やしておく
卵、水、薄力粉は冷蔵庫でよく冷やしておきます。温度が低いほど、グルテンの発生を抑えてサクサクに仕上がります。
2. 混ぜすぎない
衣はダマが残る程度にさっくり混ぜます。混ぜすぎるとグルテンが発生し、ベタッとした衣になります。
3. 氷水を使う
冷水の代わりに氷を入れた水を使うと、より冷たい状態を保てます。
4. 衣は揚げる直前に作る
時間が経つと衣が重くなります。揚げる直前に作りましょう。
カニの天ぷらの作り方
手順1:カニの下準備
- カニのポーションを冷蔵庫で半解凍にする
- キッチンペーパーで水気をしっかり拭き取る
- 薄力粉を薄くまぶす(打ち粉)
ポイント:水気が残っていると、油がはねて危険です。
手順2:衣を作る
- ボウルに卵を割り入れ、冷水を加えて混ぜる
- 薄力粉をふるいながら加える
- 箸で縦に切るようにさっくり混ぜる
- ダマが残っていてOK
手順3:揚げる
- 揚げ油を170〜180℃に熱する
- カニに衣をつけ、静かに油に入れる
- 1分半〜2分、カリッとするまで揚げる
- 油をきって、塩または天つゆで食べる
油の温度の確認方法
温度計がない場合は、衣を少し落として確認します。
- 160℃:底まで沈んでゆっくり浮き上がる
- 170〜180℃:中ほどまで沈んですぐ浮き上がる(適温)
- 190℃以上:沈まずに表面で散る(高すぎ)
おすすめの食べ方
- 塩:カニ本来の甘みが引き立つ
- 天つゆ:定番の味わい
- レモン:さっぱりと
- 抹茶塩:上品な風味
カニ天丼にアレンジ
揚げたてのカニ天をご飯にのせれば、贅沢なカニ天丼に。
天丼のたれ(2人前)
- 醤油:大さじ3
- みりん:大さじ3
- 砂糖:大さじ1
- 水:大さじ2
材料を小鍋で煮立たせ、カニ天にかけます。
まとめ
カニの天ぷらをサクサクに揚げるポイントは4つ。
- 材料は冷やしておく
- 衣は混ぜすぎない
- 揚げ油は170〜180℃
- カニの水気はしっかり拭く
揚げたてサクサクのカニ天は、最高の贅沢。ぜひお試しください。