カニを焼くと立ち上る香ばしい香り…焼きガニはカニ本来の甘みと旨みを凝縮して味わえる、シンプルながらも贅沢な食べ方です。
本記事では、焼きガニの作り方を詳しく解説します。カニの種類別の焼き方から、香ばしく仕上げるコツまでお伝えします。
焼きガニにおすすめのカニ
| カニの種類 | 焼きガニ適性 | 特徴 |
|---|---|---|
| タラバガニ | ◎ 最適 | 身が大きく食べ応え抜群。焼くと甘みが増す |
| ズワイガニ | ○ 良い | 繊細な甘みが引き立つ |
| 毛ガニ | △ 茹でがおすすめ | 身が細かく焼きにくい |
焼きガニの材料
- カニ脚:500g〜1kg
- バター:20g(お好みで)
- レモン:1/4個
- 醤油:適量
焼きガニの焼き方3種
1. フライパンで焼く(手軽)
おすすめポイント:焼き加減を調整しやすく、初心者向け
- カニ脚の殻の片側に切り込みを入れるか、半分に割く
- フライパンにアルミホイルを敷く
- カニを殻を下にして並べる
- 中火で5〜7分焼く
- 身に火が通り、香ばしい香りがしたら完成
2. 魚焼きグリルで焼く
おすすめポイント:上下から熱が入り、均一に焼ける
- グリルを中火で予熱する
- カニを殻を下にして並べる
- 中火で7〜10分焼く
- 焦げそうな場合はアルミホイルをかぶせる
3. 炭火で焼く(本格派)
おすすめポイント:遠赤外線効果で中までふっくら、香ばしさ最高
- 炭火を起こし、強火の遠火にする
- 網にカニを殻を下にしてのせる
- 5〜8分、様子を見ながら焼く
- 殻が赤く色づき、身がふっくらしたら完成
香ばしく仕上げる5つのコツ
- 殻を下にして焼く:身を直火に当てすぎない
- 解凍しすぎない:半解凍〜8割解凍で焼き始める
- 焼きすぎない:身がパサつく原因に
- 殻に切り込みを入れる:食べやすく、火も通りやすい
- 仕上げにバターや醤油:香ばしさアップ
焼きガニの食べ方
そのまま
カニ本来の甘みを味わうなら、何もつけずにそのまま。
レモンを絞って
さっぱりとした酸味がカニの甘みを引き立てます。
バター醤油
焼きたてにバターをのせ、醤油を垂らす。香ばしさが倍増します。
塩
シンプルに塩だけでも、カニの旨みが際立ちます。
焼き時間の目安
| カニの状態 | 焼き時間 |
|---|---|
| 生冷凍(半解凍) | 7〜10分 |
| ボイル冷凍 | 3〜5分(温める程度) |
よくある失敗と対処法
Q. 身がパサパサになった
A. 焼きすぎが原因です。身に火が通ったらすぐに引き上げましょう。
Q. 焦げてしまった
A. 火が強すぎます。中火〜弱火で、じっくり焼きましょう。
まとめ
焼きガニを美味しく作るポイントは3つ。
- 殻を下にして焼く
- 中火でじっくり
- 焼きすぎない
香ばしく焼き上げたカニは、旨みが凝縮された最高の味わい。ぜひタラバガニで豪快な焼きガニをお楽しみください。